2人乗りグライダー発見、1人救助 1人死亡
福島市大笹生の農道空港「ふくしまスカイパーク」を飛び立ったエンジン付きグライダーが27日午後に消息を絶った事故で、28日午前8時すぎ、同市町庭坂の山中で、墜落した機体が発見された。搭乗していた2人も見つかり、福島県の防災ヘリコプターなどで市内の県立医大病院に運ばれた。1人は話ができ、別の1人は死亡が確認された。
東京航空局などによると、意識があるのは仙台市若林区の会社役員及川慶治郎さん(62)、死亡が確認されたのは東京都港区の会社員高木政基さん(66)。
機体は吾妻連峰に向かう磐梯吾妻スカイラインのうち、「つばくろ谷」に架かる不動沢橋近くで見つかった。自衛隊ヘリが上空から発見時、及川さんが旗を降り、救助を求めていた。
福島北署によると、機体は「ホフマン式ディモナH36型」。27日午後1時10分ごろ、スカイパークを離陸し、1時間ほどで戻る予定だった。搭乗していた2人は「(吾妻連峰の一つ)吾妻小富士を見に行く」と言っていたという。
捜査関係者によると、27日午後2時ごろ、つばくろ谷付近にいた観光客が低空飛行している機体を目撃。「ザ、ザー」という異音も聞いたという。
2017年08月28日月曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201708/20170828_63025.html
0 件のコメント:
コメントを投稿