山林で２６歳女性遺体＝自殺の元交際相手が殺害か－警視庁

　警視庁は２８日、静岡県伊豆市湯ケ島の山林で、東京都大田区北嶺町の会社員加藤菜緒さん（２６）の遺体を発見したと発表した。元交際相手の男（４４）は任意の事情聴取後に広島市佐伯区の実家で死亡。自殺とみられ、警視庁はこの男が加藤さんを殺害して遺体を捨てたと判断、殺人と死体遺棄容疑で書類送検する方針。
　同庁捜査１課によると、同庁田園調布署が２２日、加藤さんの母親から行方不明届を受理し、捜査を始めた。直前まで同居していた男を広島市内で発見、２４日午後から事情を聴いていたが、２５日朝に実家で首をつって死んでいるのが見つかった。
　男の死後、防犯カメラなどで生前の足取りを調べていたところ、レンタカーで静岡県内に向かっていたことが分かり、２７日に伊豆市の山林で加藤さんの遺体を見つけた。同課は司法解剖して死因などを調べる。（2017/08/28-22:27）　関連ニュース

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