男子高校生が行方不明となった海岸を捜索する、北海道の消防防災ヘリコプター（手前）と消防・警察関係者ら＝２７日午後、北海道小樽市で |
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八月最後の日曜日となった二十七日、各地の海や川、山などで事故が相次いだ。共同通信の午後十時現在のまとめでは、秋田、茨城、神奈川、三重、石川、福井、大阪、和歌山、沖縄の各府県で計十一人が死亡。北海道小樽市の海岸で高校生三人が行方不明になったほか、秋田、千葉、新潟の各県でそれぞれ一人の行方不明者が出た。
秋田県能代市の海岸では、家族で遊びに来ていた男性会社員（３６）が溺れて亡くなった。茨城県鉾田市では、海水浴をしていたペルー国籍の親子二人が死亡。神奈川県逗子市の海岸では、水泳大会に参加していた埼玉県川口市の無職男性（７７）が亡くなった。
福井市では、岩場から落ちたペットのインコを助けようとして海に入った無職龍造寺寿秀（りゅうぞうじとしひで）さん（６０）が死亡。石川県珠洲市の海水浴場ではトライアスロン大会に参加していた岐阜県の男性（６７）が亡くなった。
大阪府泉南市の海では、いずれも高校二年の少年二人が飛び込み、死亡。三重県志摩市の海でも高校二年の少年が死亡した。和歌山県新宮市では川で泳いでいた三重県紀宝町の男性会社員（４６）が溺れて亡くなった。沖縄県の渡嘉敷島沖ではシュノーケリングをしていた茨城県土浦市の男性（７０）が死亡した。
北海道小樽市の海水浴場の区域外の海岸では、十七〜十八歳の男子高校生三人が行方不明になった。新潟県新発田市の海水浴場では、沖に残された妻子を助けようとした父親（５１）が行方不明。妻子は救助された。千葉県館山市でもシュノーケリングをしていた三十代の男性が行方不明となった。
富山・長野県境の北アルプス針ノ木岳では、登山中だった大阪府箕面市の無職男性（７７）が倒れ心肺停止状態となった。
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