2017年8月1日火曜日

経営再建中の学園、さらなる逆風 園児流出加速、校舎売却が焦点

 経営再建を目指す学校法人に、強い逆風が吹いた。31億円を超える負債を抱え、民事再生手続き中の「森友学園」(大阪市淀川区)。前理事長の籠池泰典容疑者(64)と妻の諄子容疑者(60)の逮捕は、経営の基盤である幼稚園からの園児流出を、さらに加速させることになりかねない。

 両容疑者の逮捕から一夜明けた1日朝、夏休み中の塚本幼稚園(同)に人の出入りはほとんどなく、子供を一時預けにくる保護者の姿もなかった。

 そうした中、大阪地検の係官ら十数人が午前9時半ごろから、幼稚園の捜索を開始。この日は報道陣のカメラも少なく、係官らは段ボールを抱え、淡々と建物内に入っていった。

 一方、学園の管財人弁護士は籠池容疑者の経営責任を問い、約11億9300万円の損害賠償請求権の査定を7月20日付で大阪地裁に申し立てた。今後、地裁が責任の有無と賠償額を決める。管財人は2人の逮捕について「民事再生に影響はまったくない」と強調した。

 学園の再建で、最大の焦点となっているのは、大阪府豊中市の国有地で開校を目指していた小学校校舎の売却交渉の行方だ。

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http://www.sankei.com/west/news/170801/wst1708010060-n1.html

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