2017年8月2日水曜日

前原氏が出馬表明「政権交代目指せる野党を」

代表選への出馬を表明する民進党の前原誠司元外相=東京都千代田区で2017年8月2日午後5時35分、小川昌宏撮影

 民進党の前原誠司元外相(55)は2日、国会内で記者団に「先頭に立って、党の再生に不退転で臨みたい」と述べ、代表選に立候補する意向を表明した。代表選には枝野幸男前幹事長(53)が既に立候補を表明しているほか、「第三の候補」を探る動きもある。

 前原氏は立候補する理由について、安倍内閣の支持率急落を挙げ、「我が党の支持率も下がり、不満の行き場がない。民主主義、日本の危機との思いで決意した」と説明。「もう一度、強い野党、政権交代を目指せる野党を作らなければならない」と語った。

 共産党などとの野党共闘については「枠組みありきの議論は選挙互助会、野合と言われる」と慎重な立場を改めて強調。憲法改正については「しっかりと新たな体制で議論していくべきだが、最優先課題ではない」と述べた。

 前原氏は1993年に日本新党から衆院初当選し、現在8期目。2005~06年に旧民主党の代表を務め、政権時代には国土交通相、外相などを歴任した。

 前原氏については、自身が率いるグループのほか、大畠章宏元経済産業相のグループや旧維新の党の松野頼久衆院議員のグループが支援する方針で、保守系議員らを中心に支持拡大を図っている。

 枝野氏も、リベラル系議員らで構成する赤松広隆元農相のグループが支援する方針を固めている。

 一方、昨年9月の代表選に立候補した玉木雄一郎幹事長代理は2日、国会内で記者団に「(現執行部の)幹事長代理として、自分が出るのは筋ではない。遅くとも週内には、代表選にどう関わるのか判断したい」と述べるにとどめた。

 民進党は2日の両院議員総会で、代表選について、党員・サポーター投票を実施する形式で行うことを確認。8月21日告示、9月1日投開票とする日程を正式に決めた。【影山哲也、樋口淳也】

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