08/02 17:47
2日、東北・北陸などで梅雨明けが発表された。一方で、ノロノロ台風に、もう1つ新たな台風が加わり、ある夏の味覚への影響が懸念されている。
東京都心の2日の最高気温は、25.4度。
1日より5度以上低く、9月下旬並の過ごしやすい1日となった。
20代の女性は、「きょう、風もあるし涼しくて」、「カーディガン持ってくればよかった」などと話した。
そこで、ある海水浴場に向かった。
千葉・いすみ市の海水浴場では、風はもちろん、波も高い状態が続いていた。
海水浴客は、「波打ち際だけで遊ばせています」、「波が強かった」などと話した。
7月21日に発生し、日本の南の海上をノロノロと、自転車がゆっくり進む程度のスピードで移動する台風5号。
加えて2日、台風11号が新たに発生した。
これら台風の影響で、波は3メートルと高く、この海水浴場には、遊泳注意の旗が出されていた。
さらに、このダブル台風により、シーズンを迎えたばかりの旬の味覚が、ピンチを迎えていた。
仲買人は、「少ない、少ない。全部で4分の1じゃないかな」、「台風の影響で、漁が少ない」などと話した。
「漁が少ない」と、仲買人も嘆いていたのは、千葉の夏の味覚、伊勢エビ。
解禁早々、台風の影響を受けていた。
2日は北陸、新潟、東北で梅雨明け。
平年より5日から9日遅かったものの、これで、梅雨のない北海道を除く全ての地域で、梅雨が明けた。
福井市では、抜けるような青空のもと、子どもたちが、北陸新幹線の工事現場を見学した。
待ちに待った夏本番だが、心配なのが、「長寿台風」としてノロノロと接近中の非常に強い台風5号と、2日に発生した台風11号のダブル台風。
2020年東京オリンピック・パラリンピックのサーフィン会場となる、千葉・一宮町の海岸では、荒波に乗るサーファーたちの姿が見られたものの、「波がきれいに来ないから、サーフィンは乗りづらい。台風5号は、うれしくない」などと話した。
サーファーたちも、荒れ模様の海にがっかりした様子。
荒れた海の影響は、隣町の千葉・いすみ市で、1日に解禁されたばかりの旬の味覚・伊勢エビ漁にも及んでいた。
伊勢エビの町として、全国トップクラスの漁獲量を誇るいすみ市。
6日には、伊勢エビ祭りも開催される予定の、まさに、伊勢エビの町。
地魚レストラン晴海の鈴木 彰さんは、「いすみ市の1つの財産であり、世界に発信できるような、伊勢エビという、まさにブランド」と話した。
イセエビ愛を口にしたのは、地魚料理を提供しているお店のご主人。
さばきたての殻に包丁を入れれば、透き通る身が、プリッ。
これを、ひと口ほどの大きさに切り分ける。
一番のオススメは、やはり、お刺し身。
しょうゆをたらせば、繊維に沿って、しょうゆがからむ。
伊勢エビのみそが染み出たみそ汁も、店自慢のひと品。
しかし、この伊勢エビの確保が、台風の影響で、難しい状況になっていた。
地魚レストラン晴海の鈴木さんは「ギリギリのところですね。きょうは、(祭りの)関係者が、あまり買えてない」と話した。
6日に控える伊勢エビ祭り用の伊勢エビが、確保できていなかった。
台風の影響で波が高く、漁に出る船が少なく、本来なら、伊勢エビでいっぱいになるはずのいけすも、2日は、半分以下しか仕入れることができなかった。
このピンチに、祭りの実行委員会は「解禁したばかりのため、台風の影響は少なからず受ける。今後の進路に注意したい」と、台風の行方を見守る構え。
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