【ベルリン時事】フランシスコ・ローマ法王は、原爆投下後の長崎で撮影された「焼き場に立つ少年」の写真をカードに印刷し、「戦争の結果」という言葉を添えて配布するよう指示した。米CNNテレビなどが1日までに報じた。
写真は米従軍カメラマンが1945年に撮影。亡くなった幼い弟を背負い、唇をかんで悲しみに耐えながら、火葬の順番を待つ少年の姿と伝えられている。
法王はかねて核兵器のない世界実現に向けた取り組みを国際社会に呼び掛けており、カードの配布により、核兵器がもたらす惨禍をさらに訴えていこうという意図があるとみられる。(2018/01/02-06:25)![]()
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