市長は「体調不良」登庁せず
兵庫県西宮市議会は20日、3月定例会を開き、読売新聞記者に「殺すぞ」と発言して批判が高まっていた今村岳司市長(45)の辞職願に同意した。同日付での辞職が決まった。今村氏は「体調不良」を理由に登庁せず、本会議を欠席した。
画像を拡大する
今村岳司西宮市長の辞職願が出され、市長欠席で始まった西宮市議会定例会=20日午前10時1分、西宮市議会(山田哲司撮影)キヤノン EOS-1D X:EF24-70mm F4L IS USMフルスクリーンで見る閉じる
今村氏からはこの日朝、市側に「体調不良のため休む」と連絡があったという。本会議には市議39人が出席したが、採決前に2人が退席。田中正剛議長が辞職願について同意を求めると、議長を除く36人全員が「異議なし」と応じた。
3月定例会に提出予定だった市長退職金を3割削減する条例案は、任期途中で辞職したため提案は見送られた。市によると、退職金は条例案が可決されて5月の任期満了まで職務を続ければ約1980万円だったが、可決前に辞職したことで約2710万円を受け取ることができるという。
画像を拡大する
今後は公選法に基づき、田中議長が市選管に今村氏の辞職を通知。市長選は通知の翌日から50日内に実施しなければならず、4月22日投開票の市長選の日程は少なくとも1週間は前倒しされる見通し。市長選には現在、新人4人が立候補の準備を進めている。
今村氏の発言をめぐり、市議会は市のイメージダウンなどを懸念し、3月定例会に市長退職金を3割削減する条例案を提出する方針を固めていた。市幹部によると、今村氏は条例案に不快感を示していたといい、19日に辞職願を提出。市幹部が記者会見を求めたが、「会見はしない」と告げて退庁していた。
0 件のコメント:
コメントを投稿