国公立大2次試験の前期日程が25日、始まった。文部科学省によると、1時間目の受験者数は22万6668人で、1万4848人が欠席した。欠席率は前年度比0.1ポイント増の6.1%だった。
前期日程は165校570学部が実施。26日以降に試験をする大学もあり、25日に実施したのは160校549学部だった。合格発表は公立大が3月1日以降、国立大が同6日以降となる。
中・後期日程を含めた2次試験全体では、168校の募集10万547人に対し46万5708人が志願した。志願倍率は前年度比0.1ポイント減の4.6倍で、1990年の大学入試センター試験開始後の最低を更新した。大手予備校「河合塾」の富沢弘和・教育情報部長は「景気回復で受験生の人気が文系にシフトし、理系の比重が大きい国公立大の人気は落ち着いた」と分析する。
大阪大ではこの日、約7500人が受験。吹田キャンパス(大阪府吹田市)の会場では直前まで参考書を開いて準備する姿が見られた。【大久保昂】
https://mainichi.jp/articles/20180226/k00/00m/040/023000c
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