兵庫県三田市の女性(27)が行方不明になり、米国籍の男が監禁容疑で逮捕された事件で、兵庫県警は24日午後、大阪市西成区内の宿泊施設で人の頭部を見つけたと発表した。県警は監禁・死体遺棄事件として捜査本部を設置。遺体の身元の確認を進め、監禁容疑で逮捕しているバイラクタル・エフゲニー・バシリエビチ容疑者(26)から詳しく事情を聴いている。
捜査関係者によると、女性は今月15日、三田市の勤務先を出た後、大阪市内に移動。16日午前0時ごろ、JR森ノ宮駅付近で、バイラクタル容疑者とみられる男と待ち合わせ、民泊として使われている同市東成区中道2丁目のマンションに一緒に入った。その後、携帯電話の電源が切れ、足取りが途絶えていた。
バイラクタル容疑者は米ニューヨーク在住で、1月に関西空港から滞在90日以内の観光目的で入国。民泊には今月12日ごろから宿泊し、約1週間の予約を入れていたという。
18日に大型のキャリーバッグを持って民泊を1人で退出。22日に奈良市内にいるところを見つかり、女性を民泊に閉じ込めたとする監禁容疑で逮捕されていた。
https://www.asahi.com/articles/ASL2S74BML2SPIHB01X.html
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