2018年2月25日日曜日

遺棄現場の民泊、逮捕の男が予約 大阪民泊監禁

 兵庫県三田市の女性会社員(27)が行方不明になり、大阪市西成区の民泊施設で女性とみられる遺体の頭部が見つかった事件で、この施設は女性への監禁容疑で逮捕された米国籍のバイラクタル・エフゲニー・バシリエビチ容疑者(26)が予約していたことが25日、県警への取材で分かった。

 県警は、同容疑者が、監禁現場とされる大阪市東成区のマンションなど複数の民泊施設を次々と移動していたとみて捜査。入国した1月末以降の行動を調べ、残る遺体の発見を急ぐ。

 また県警は同日、西成区の民泊施設で鑑識活動を続行。見つかった遺体を司法解剖し、身元確認を進めている。

 西成区の施設は東成区のマンションから約5キロ南西にあり、JR大阪環状線と南海の新今宮駅近くで、周辺に簡易宿泊所が立ち並ぶ。県警は同容疑者の予約状況を確認し、24日午後、捜索して頭部を発見した。

 同容疑者は、外国人向けの民泊を検索できるサイトを利用。県警は女性を捜す過程で、会員制交流サイト(SNS)を使ってやりとりがあった同容疑者が奈良県内の民泊施設を予約したこともつかみ、施設周辺で身柄を確保した。〔共同〕

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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27376120V20C18A2AC8Z00/

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