兵庫県三田市の女性会社員(27)が行方不明になり、監禁の疑いで米国籍のバイラクタル・エフゲニー・ヴァシリエヴィチ容疑者(26)が逮捕された事件で、女性が写真共有アプリ「インスタグラム」に、同容疑者と待ち合わせしていることを示すとみられる「JAYと会う」との書き込みをしていたことが分かった。県警は24日、大阪市西成区内の民泊施設で人の頭部を発見しており、身元の特定を進めるとともに、同容疑者が関与した疑いもあるとみて調べている。
県警によると、西成区で見つかった人の頭部はスーツケースに入っていた。頭部以外の遺体は見つかっていない。
捜査関係者によると、同容疑者は、監禁現場とされる大阪市東成区のマンションに他にも4、5人の女性を連れ込んでいた。県警は全員の無事を確認したという。
マンションからは不明女性の運転免許証の一部が見つかった。女性の携帯電話の位置情報は、マンション付近で途絶えていることも分かった。
また同容疑者は、マンションを離れる18日までの数回にわたり、キャリーバッグを持ち外出した後、電車を使い移動し再び戻っていた。
マンション近くの防犯カメラには16日未明、マンション方面に歩く2人とみられる人の姿が写っており、県警は、2人の16日から18日にかけての足取りを重点的に調べている。
同容疑者は、18日にマンションを出た後、奈良県内の民泊施設に滞在先を変えたとみられ、兵庫県警が施設周辺で発見。22日に女性への監禁容疑で逮捕した。同容疑者は1月末に入国していた。
マンションの防犯カメラには、女性が同容疑者とマンションに入る姿が記録されていた一方、女性が出る様子はなかったという。
http://www.sankei.com/west/news/180225/wst1802250015-n1.html
0 件のコメント:
コメントを投稿