2018年2月22日木曜日

政務官「国際法にのっとり解決」島根・記念式典

 島根県などは22日、条例で定めた「竹島の日」に合わせ、松江市で記念式典を開いた。政府を代表して出席した山下雄平・内閣府政務官は「60年以上、韓国に不法占拠されている現状は極めて遺憾。国際法にのっとり、冷静かつ平和的に解決する」と述べた。

 式典は13回目で、政務官の出席は6年連続。与野党の国会議員19人を含む445人が参加した。溝口善兵衛・県知事は入院中で、代読のあいさつで「防衛訓練の実施や海洋調査の実施など竹島の占拠を既成事実化しようとする動きを強めている」と危機感を訴えた。

 会場周辺では街宣活動する日韓両国の団体がもみ合いになる場面もあったが、島根県警によると、けが人はなかった。

 竹島(同県隠岐の島町)は1905年に日本領に編入され、県が同年2月22日に編入を告示した。国は今年1月、竹島や尖閣諸島(沖縄県)問題の情報発信のために東京都千代田区に「領土・主権展示館」を開館した。【根岸愛実】

Let's block ads! (Why?)

https://mainichi.jp/articles/20180223/k00/00m/010/103000c

0 件のコメント:

コメントを投稿