海上自衛隊は24日、青森県東北町の小川原湖で、米軍三沢基地(同県三沢市)のF16戦闘機が投棄した燃料タンクの一部を湖底から回収し、米軍に引き渡した。タンクの破片には燃料油数百ミリリットルが付いており、吸着マットで除去した。
県などによると、潜水士が水深約10メートルの湖底2カ所に沈んでいるのを発見。漁協の船で湖岸まで運んだ後、米軍がタンクの破片や、タンクを主翼に接続する部品だと確認し、日米地位協定に基づき基地へ持ち帰った。
船着き場では米軍関係者らが緑色のシートで周囲を覆い、漁船から海自車両のクレーンで部品などを引き揚げ、米軍の車両に積み込んでいた。
回収した破片は23個で、20~100センチ程度の大きさだった。音波調査の結果、他にもタンクの一部とみられる物体が沈んでいる可能性があり、水中での捜索を進める。
http://www.sankei.com/affairs/news/180224/afr1802240026-n1.html
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