国公立大2次試験の前期日程が25日、全国の各大学で始まった。165大学570学部が実施し、志願者は計25万7862人。募集人員に対する志願倍率は昨年と同じ3・2倍となっている。昨年の入試でのミスが相次いで発覚した京都、大阪の両大でも緊張した様子の受験生が試験に挑み、「実力を発揮したい」と意気込んでいた。
入試ミスで17人が追加合格となった京都大には、7861人が志願。吉田キャンパス(京都市左京区)で受験する神戸市東灘区の湯谷(ゆたに)たかさん(19)は「ミスで人生が変わることもある。今日は合格するために、力を出し切りたい」。奈良県の高校3年、細川星輝(せいか)さん(18)は「ミスで合否が左右されないように実力をつけるべきだ」と話した。
30人を追加合格とした大阪大はミスを受け、再発防止策として解答例をホームページで公表する。吹田キャンパス(大阪府吹田市)を訪れた高校3年の男子生徒(18)=同府高槻市=は「何も起きないことを信じるしかない」と気を引き締めていた。
後期日程は3月12日以降に141大学446学部で、一部公立大の中期日程は3月8日から17大学22学部で実施する。
http://www.sankei.com/west/news/180225/wst1802250064-n1.html
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