兵庫県三田市の女性会社員(27)が行方不明となり、大阪市内の民泊施設から人の頭部が見つかった事件で、女性への監禁容疑で逮捕された米国籍の男が兵庫県警の調べに対し、「一緒にいた女性の遺体を遺棄した」との趣旨の供述をしていることが26日、県警への取材で分かった。供述に基づき、新たに大阪府と京都市の山中で胴体、両脚などが発見された。遺体は不明女性とみられる。県警は遺棄の経緯を調べるとともに、司法解剖を行い身元確認と死因の特定を急いでいる。
県警は死体遺棄容疑で、男を再逮捕する方針。
兵庫県警によると、25日に大阪府島本町の山中で人の胴体と両腕が見つかった。両腕は胴体から約600~700メートル離れた場所で土がかぶった状態だった。また、京都市山科区の山中でも同日、人の両脚が見つかった。いずれも着衣はなく、切断面以外に目立った外傷はないという。
既に見つかっている頭部と同一人物の遺体とみられる。
男はバイラクタル・エフゲニー・バシリエビチ容疑者(26)で今年1月に入国。今月16日未明、女性は同容疑者と一緒に監禁場所とされる大阪市東成区の民泊用部屋があるマンションに入ったとみられる。
その後、女性は所在不明になり、バイラクタル容疑者とみられる人物が一人で大きなバッグを持ってマンションを出る様子が防犯カメラに映っていた。
人の頭部は24日、同容疑者が予約していた大阪市西成区の民泊施設の部屋で、スーツケースの中から見つかった。(2018/02/26-12:02)
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