さいたま市の吉田一郎市議(54)(無所属)が、20日の市議会文教委員会で質問に答えた市立図書館長に「首をつって死ね」と発言していたことが22日、市関係者らへの取材で分かった。市議は21日の臨時委員会で発言を取り消して謝罪した。
市関係者らによると、吉田市議は、市立図書館の文庫本の割合などについて利根川雅樹館長に質問。館長の答弁後、マイクが入っていない状態で発言した。市議は取材に「ちゃんとした答弁がないと感じ、かっとなってしまった。非常に不謹慎だった」と釈明した。
細田真由美教育長は「館長は誠実な答弁だった。人権を侵害する発言で、断固抗議する」と話した。利根川館長は「私も職員も大変ショックを受けた」と話している。
市議8人は22日、吉田市議に対する懲罰動議を議長に提出。本会議を開いた上で、委員会に付託して審査する。吉田市議は2007年に初当選し、現在4期目。
http://www.sanspo.com/geino/news/20180222/sot18022217330009-n1.html
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