大阪府寝屋川市の自宅に長女(33)の遺体を遺棄したとして、会社員柿元泰孝容疑者(55)と妻の由加里容疑者(53)が23日に死体遺棄容疑で逮捕された事件。大阪府警によると、長女には精神疾患があったといい、両容疑者は「暴れるので16、17歳の頃から自宅内に造ったプレハブの部屋に入れていた」と供述しているという。
府警によると、両容疑者は18日ごろに自宅内で死亡した長女の愛里さんの遺体を遺棄した疑いがある。両容疑者は18日に遺体を見つけ、23日に寝屋川署に出頭した。愛里さんは死亡時、身長約145センチ、体重は約19キロで低栄養状態だった。司法解剖の結果、死因は凍死で、体の脂肪が極度に少なくなり、体温を保つ機能が低下していたという。
捜査関係者によると、愛里さんは自宅の中にプレハブで仕切られた広さ約2畳の部屋に閉じ込められていたとされる。プレハブの内側には簡易トイレや監視カメラを設置。このカメラのモニターとスピーカーなどを通して会話ができるようになっていた。外側から施錠する構造で、窓はなかった。外側に設置した給水タンクからチューブを通して水を飲めるようにしていた。冷房が設置されていたが、暖房はなかった。
両容疑者は逮捕後、「気が動転…
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