年末の慌ただしい雰囲気のなか、大掃除をしている人も多いのではないだろうか。北海道千歳市の中学校で、大掃除をしていた生徒らが発見したのは盗撮カメラ。この学校に勤める教師の男が逮捕された。
大掃除の目的は、もちろん汚れを落とすこと。しかし、大掃除は時として思わぬ事件発覚のきっかけともなる。
まずは北海道。札幌の中心部から車で50分ほどの千歳市。小中が併設される学校で28日、大掃除が行われた。体育館を担当したのは、バドミントン部。なぜか男子生徒が女子更衣室を掃除していたという。すると、バドミントンのネットの脇に怪しい物体が。ビデオカメラだった。カメラは録画中だった。迷惑行為防止条例違反などの疑いで逮捕されたのは41歳の教師、島貫哲郎容疑者。容疑を認め、「カメラを仕掛けてワクワク感を楽しみたかった」と供述しているという。
大掃除で発覚した思わぬ事件。愛知でも。高浜市の都築光義さん(71)。28日夜、大掃除をしようとしたところ、あることに気付いたという。
都築光義さん:「(大掃除のために)これを開けたら、このように全部開いていた。この裏に刀を隠してあった。これは泥棒に入られたなと」
盗まれた刀は10本。2650万円もの価値があるという。奇妙なのは、被害に遭った時期。警察によれば、11月4日から今月28日までの間だというが、なぜ長期間被害に気付かなかったのか。実は、この部屋は「離れ」。大掃除がなければ、発覚はさらに遅れていた可能性もある。
今まさに大掃除をしているあなたにも、思わぬ事実が発覚するかもしれない。
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