大阪府寝屋川市の民家で33歳の女性が亡くなっているのが見つかる事件があり、この女性が両親に長期間監禁されていたとみられることが25日、府警への取材で分かった。死因は凍死で、府警捜査1課は監禁が死亡につながった可能性もあるとみて、死体遺棄容疑で逮捕した両親から詳しい経緯を聴いている。
死亡したのは同市秦町の柿元愛里さん(33)。23日に父親の会社員泰孝(55)、母親の由加里(53)両容疑者が寝屋川署に死体遺棄容疑で逮捕された。
同課によると、愛里さんは2人の長女で、死因は低栄養などによる凍死と判明。2人は「長女には精神疾患があり、16、7歳から自宅の一室に監禁して療養していた」と供述している。
目立った外傷はなかったが、体重は19キロしかなく衰弱していたとみられる。室内に2畳ほどのトイレ付きのプレハブ小屋を設け、外から二重扉で施錠。タンクからチューブを伸ばし水分を取らせるなどしていたという。
18日朝、動かなくなっている愛里さんに気付いたが5日間放置し、23日になって同署へ届け出た。(2017/12/25-17:30)
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