2017年12月26日火曜日

寝屋川監禁死亡女性の両親「1日1食しか与えず」・・・放置の動機は「会えなくなるから」

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柿元愛里さんの遺体が見つかった住宅=25日夜、大阪府寝屋川市柿元愛里さんの遺体が見つかった住宅=25日夜、大阪府寝屋川市
柿元愛里さんの自宅前で警戒する警察官=25日午後、大阪府寝屋川市

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 大阪府寝屋川市の民家の敷地内にあるプレハブ部屋で、長期間監禁されていた女性(33)が死亡した事件で、死体遺棄容疑で逮捕された父親の柿元泰孝容疑者(55)と、母親の由加里容疑者(53)が「1日1回程度しか食事を与えていなかった」と供述していることが26日、捜査関係者への取材で分かった。大阪府警捜査1課は十分な食事を与えず、低栄養状態で死亡させた疑いもあるとみて、殺人や監禁致死容疑の適用も視野に、家族の生活実態の解明を進める。
 死亡したのは長女の愛里さん。身長145センチに対して体重19キロと極度にやせ細り、死亡時に胃の内容物はなかった。死因は凍死だった。
 捜査関係者によると、両容疑者は「16、17歳ごろから精神疾患で暴れるようになり、監禁して療養させていた」と説明。自宅を改装して2畳ほどのプレハブ部屋を設け、二重扉で中から開かないようにして愛里さんを閉じ込めていた。
 愛里さんは背中に床ずれがあり、寝たきりに近い状態だったという。胃腸の機能も弱っていたとみられ、1日1食の空腹状態が長期間継続していた可能性がある。
 プレハブ部屋には暖房がなく、愛里さんは今月18日ごろに凍死したとみられている。両容疑者は「娘にもう会えなくなる」と死亡後も遺体を放置していたが、23日になって府警寝屋川署に出頭した。

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http://www.sankei.com/photo/story/news/171226/sty1712260008-n1.html

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