2017.12.25のニュース
大阪府寝屋川市の住宅で23日に女性(33)の遺体が見つかった事件があり、死体遺棄容疑で逮捕された両親が「プレハブに監禁していた」と供述していることが25日、捜査関係者への取材で分かった。府警捜査1課は同日、司法解剖の結果、死因は凍死だったと明らかにした。発見時は低栄養状態で、145センチの身長に対し、体重は19キロしかなく、極度にやせた姿だったという。
逮捕されたのは父親の会社員柿元泰孝容疑者(55)と、母親の由加里容疑者(53)。遺体は長女愛里さんという。2人は「16、17歳ごろから精神を患って暴れる長女をプレハブに監禁していた。最近は1日1回程度しか食事を与えていなかった」と供述しており、捜査1課は監禁致死や保護責任者遺棄致死の疑いもあるとみて、死亡の経緯を慎重に調べる。
捜査1課によると、愛里さんの死亡推定時刻は18日ごろ。柿元容疑者の自宅を改装し、広さ2畳程度のプレハブの部屋を設置していた。二重扉で外側から施錠する仕組みで、内部からは鍵を開けられず、室内の状況を確認する監視カメラが付けられていた。
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