大阪府寝屋川市の住宅のプレハブに柿元愛里さん(33)が監禁され死亡した事件で、敷地の塀など住宅の外側に向け約10台の監視カメラが設置されていたことが27日、捜査関係者への取材で分かった。
府警捜査1課は、死体遺棄容疑で逮捕した父親の柿元泰孝容疑者(55)と母親の由加里容疑者(53)が、15年以上にわたる監禁の発覚を恐れ、周囲の人の通行や出入りを警戒していたとみて調べている。
捜査関係者によると、柿元容疑者宅は木造平屋建てで、高さ約2メートルの塀に囲まれ、外部から屋内が見えにくい構造。監視カメラは塀の表札近くや、敷地内の電柱などに埋め込まれるように設置され、周辺の路上を写せるようしていた。
愛里さんは自宅内にある2畳ほどのプレハブ部屋に監禁され、室内にも監視カメラが設置されていた。両容疑者は「精神疾患で暴れるため16、17歳ごろから監禁し、カメラで様子を確認していた」と供述。室内や外部の様子をモニターで監視していたとみられる。
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