オウム真理教の菊地直子元信者(46)は27日、最高裁が検察側上告を棄却する決定をし、逆転無罪が確定することを受け、「素直に、ありがたく受け止めたい」とするコメントを弁護士を通じて発表した。
薬品を運搬した行為が重篤な被害を生んだことについて「これからの人生で重く受け止めていくことは、控訴審判決後に申し上げた通り変わりありません」とつづり、改めて謝罪した。
一方、弁護人の高橋俊彦弁護士らは「冷静に、法と証拠に基づいた判断をした裁判所に敬意を表する」と最高裁決定を評価。「この結果は、長期間にわたって逃走してきたことによって得られたものではない」とし、事件発生から審理開始まで19年かかったことによる影響との見方を否定した。(2017/12/27-19:40)
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