大阪府箕面市の集合住宅で筒井歩夢ちゃん(4)が暴行を受けて死亡した事件で、歩夢ちゃんが市立保育所を11月中旬から欠席し続けたことや、家庭訪問で弟(2)の顔にあざが確認されたことを、市が大阪府池田子ども家庭センター(児童相談所)に通報していなかったことが26日、市への取材で分かった。
殺人容疑で逮捕された母親の筒井麻衣容疑者(26)について、児相は昨年5月~今年1月に3回、育児放棄の疑いがあると情報提供を得ており、動向を注視していた。市は判断に問題がなかったか、経緯を調べる。
市によると、筒井容疑者は11月20日、市との面談で「今は仕事をしておらず、探している」と説明したため、市は自宅で歩夢ちゃんの世話をしていると判断した。
12月9日に保育所の職員が家庭訪問した際、歩夢ちゃんは元気だったが、弟の顔にあざがあった。筒井容疑者は「階段から落ちた」と説明した。
市は当初、児相など関係機関と情報共有していると説明していたが、経緯を精査したところ、欠席とあざについて通報していないことが判明した。
府警捜査1課によると、筒井容疑者は11月下旬ごろ、松本匠吾容疑者(24)=殺人容疑で逮捕=と同居を始めており、日常的に虐待をしていなかったか調べる。
http://www.sankei.com/west/news/171226/wst1712260026-n1.html
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