大阪府豊中市で2015年、車で小学生ら6人に重軽傷を負わせたとして、自動車運転処罰法の危険運転致傷罪と過失傷害罪に問われた女性会社員(52)を無罪とした大阪高裁判決について、大阪高検は28日、上告を断念した。29日午前0時に無罪が確定した。
14日の高裁判決は、運転前に服用した睡眠導入剤の影響で居眠りしたことが原因だとする検察側の主張を否定。事故直前までの運転は正常で「前方注視ができないほどの強い眠気を催していたとは認定できない」として、無罪とした一審・大阪地裁判決を支持した。
大阪高検の田辺泰弘次席検事は「判決内容は十分検討したが、適法な上告理由までは見いだし難かった」とコメントした。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25239310Y7A221C1AC8000/
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