大阪府豊中市で2015年、小学生ら6人に重軽傷を負わせたとして、自動車運転処罰法の危険運転致傷罪と過失傷害罪に問われた会社員中村恵美被告(52)を無罪とした大阪高裁判決に対し、大阪高検は28日、上告を断念すると発表した。同日が上告期限で、無罪が確定した。
高検の田辺泰弘次席検事は「判決内容を十分検討したが、適法な上告理由までは見いだし難かった」とした。
運転前に服用した睡眠導入剤の影響があったかどうかが争点だった。一審大阪地裁判決は薬の作用は推測できず、事故直前までの運転が正常だったことから危険運転の罪は成立しないとして無罪を言い渡した。
【共同通信】
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https://jp.reuters.com/article/idJP2017122801001506?il=0
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