いじめのサインは何度も見逃された。昨年9月に亡くなった兵庫県加古川市立中学の女子生徒(当時14)は3カ月前、いじめをうかがわせる訴えを発していた。23日に記者会見した市教委の第三者委員会は「学校は何ら対応をしなかった」と厳しく批判した。
「いじめで尊い命が失われたことを極めて重く受け止めている。ここに心より深くおわび申し上げます」
23日午後、記者会見した市教委の田渕博之教育長は、深々と頭を下げた。
第三者委員会によると、同校は昨年6月、校内でアンケートを実施した。学習や友人関係などの学校生活全般に関する内容で、「あてはまる」から「あてはまらない」まで5段階の回答から選択する仕組みだ。
女子生徒は、いじめを受けてい…
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