家族全員を刃物で刺すなどした後、部屋に火
送検される小松博文容疑者(7日午前7時58分、茨城県日立市で)
茨城県日立市田尻町の県営アパートの一室で6日に火災があり、母子6人が死亡した事件で、長女に対する殺人容疑で逮捕された父親の会社員小松博文容疑者(32)が動機について、妻の恵さん(33)と離婚を巡るトラブルがあったとの趣旨の供述をしていることが7日、捜査関係者への取材でわかった。
6人の遺体には全て刺し傷や切り傷があり、県警は家族全員を刃物で刺すなどした後、部屋に火を放ったとみて調べている。
捜査関係者によると、小松容疑者は調べに対し、6人全員を殺害したと説明している。恵さんには、体を守ろうと抵抗した際にできる「防御創」とみられる傷が多かったという。また、夫婦を知る知人の話では、恵さんは3~4年前から「夫と別れたい」と周囲に漏らしていたという。
小松容疑者は調べに、「(部屋に)ガソリンをまいた」とも説明。ただ、6人が倒れていた6畳の和室は一部しか燃えておらず、遺体もやけどなど火災による損傷は少ないという。和室は寝室とみられ、布団が敷かれたままの状態だった。
県警は7日午前、小松容疑者を同容疑で水戸地検に送検し、現場検証を始めた。8日にも遺体の司法解剖を行い、死因を特定する。
発表によると、死亡したのは妻で会社員の恵さん、同市立田尻小6年の長女夢妃(むうあ)さん(11)、同小1年の長男幸虎(たから)君(7)、いずれも保育園児の次男龍煌(りゅあ)ちゃん(5)、双子の三男頼瑠(らいる)ちゃん(3)と四男澪瑠(れいる)ちゃん(3)。小松容疑者は6日未明、夢妃さんを何らかの方法で殺害した疑いがある。
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