2017年10月31日火曜日

民進新代表、31日選出へ 岡田元代表や小川氏ら浮上

 民進党は30日の両院議員総会で、前原誠司代表の辞任を了承し、31日の両院総会で新代表を選出することを確認した。新代表には、党籍を残したまま衆院会派「無所属の会」を結成した岡田克也・元民進代表の名前が挙がっていたが、参院主体の政党になることを踏まえ、小川敏夫・参院議員会長や大塚耕平参院議員らを推す声が強まっている。

 衆院は立憲民主党と希望の党とに3分裂したが、参院と地方議員は民進のまま残る。両院総会に先だち、地方組織の幹部を集めて開いた全国幹事会では、今後の地方組織のあり方に不安を訴える声に新執行部が対応することを確認した。前原氏は「すべての方々に希望の党の公認が下りる状況にならず、与党に3分の2の議席を許すことになった。責任はすべて私にある」と述べ、陳謝した。「しかるべき時」に離党届を出すという。

 31日の両院総会で新代表を選ぶのは、党籍のある衆院議員18人、参院議員47人の計65人。来月1日召集の特別国会に間に合わせるため、地方組織や党員・サポーターによる投票は見送る。31日午後に立候補を受け付け、選挙戦になった場合も、同日の両院総会で出席者による投票で決する。(斉藤太郎)

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