東京都八王子市の無職女性(23)が行方不明になり、神奈川県座間市内のアパートの一室から女性とみられる遺体を含む複数の頭部が入ったクーラーボックスが見つかった事件で、室内から9人分の遺体が見つかったことが31日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁捜査1課は31日、死体遺棄容疑で、この部屋に住む職業不詳の20代の男を逮捕する。捜査1課は遺体の身元確認を急ぐとともに、女性が死亡した経緯についても詳しく調べる。連続死体遺棄事件に発展する見通しとなった。
男は10月下旬、座間市緑ケ丘の自宅に、女性の遺体の一部をクーラーボックスに入れるなどして遺棄した疑いが持たれている。
捜査関係者によると、頭部が入ったクーラーボックスが男の自宅玄関のたたきに置かれていた。室内にはほかにもクーラーボックスや収納容器が複数あり、警視庁が中身を調べたところ、9人分の遺体が見つかったという。
女性は行方不明になる前、「自殺を一緒にしてくれる人を探している」とツイッターに書き込んでおり、男と自殺サイトを通じて1度連絡を取っていた。女性の親族から今月24日に捜索願が出され、警視庁で行方を捜していたところ、30日夕に男の自宅で遺体を発見。任意で事情を聴いていた。
男と同じアパートに住む40代の会社員男性は、「(男と)あいさつしたことがあるが、はきはきとした印象。8月ごろから、部屋の前を通ると下水のような臭いがしていた。まさか、こんなことが起きるなんて…」と声を震わせた。
http://www.sankei.com/affairs/news/171031/afr1710310005-n1.html
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