埼玉県上尾市のごみ処理業務を巡る入札で業者に予定価格などを漏らしたなどとして、県警は30日、官製談合防止法違反と公契約関係競売入札妨害の疑いで同市長、島村穣容疑者(73)を、両容疑とあっせん収賄容疑で同市議会議長、田中守容疑者(72)をそれぞれ逮捕した。
ほかに、贈賄などの疑いで設備管理会社「明石産業」(さいたま市)の社長、山田明(82)と同社社員、伊藤禎甫(74)の両容疑者を逮捕した。
島村容疑者の逮捕容疑は1月、上尾市西貝塚のごみ処理施設「西貝塚環境センター」でペットボトルを処理する業務の入札をめぐり、山田、伊藤両容疑者に予定価格や最低制限価格を漏らし、公正な入札を妨害したなどとしている。田中容疑者は報酬として山田、伊藤両容疑者から現金計数十万円を受け取ったとしている。
同センターでは民間業者に業務を委託しており、3年ごとに業者を入札で決定。1月の入札には計6社が参加し、明石産業は落札できなかった。
http://www.sankei.com/affairs/news/171030/afr1710300033-n1.html
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