台風２２号、沖縄・奄美接近へ＝２９日午後は西・東日本の南か

　台風２２号は２７日午後、沖縄の南海上を北上した。２８日午後から２９日にかけて沖縄・奄美地方に接近する見込み。猛烈な風や大しけ、非常に激しい雨が予想され、気象庁は警戒するよう呼び掛けた。
　２２号は２９日午後、速度を上げて西・東日本の南海上を東北東へ進むと予想される。沿岸に接近したり、台風の北東側に延びる前線が活発化したりする場合は風雨が強まる恐れがあり、注意が必要。
　２２号は２７日午後３時、沖縄の南海上を時速２０キロで北西へ進んだ。中心気圧は９９０ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は２５メートル、最大瞬間風速は３５メートル。北側４４０キロ以内と南側３９０キロ以内が風速１５メートル以上の強風域。
　２８日午後６時までの２４時間雨量は多い所で、奄美２５０ミリ、沖縄２００ミリ、九州南部１８０ミリ。その後、２９日午後６時までの２４時間雨量は多い所で、九州南部・奄美１００～２００ミリ、沖縄５０～１００ミリと予想される。沖縄・奄美の２８日の最大瞬間風速は３５～４０メートル、波の高さは７メートルの見込み。（2017/10/27-17:37）　関連ニュース

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