22日午後2時45分ごろ、東京都の沖ノ鳥島から北西約150キロの公海で、米海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」搭載のC2輸送機が墜落した。米海軍第7艦隊などによると、輸送機には11人が搭乗し、うち8人は空母に救助され無事という。空母や海上自衛隊の護衛艦などが不明者の捜索にあたっている。
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レーガンは10日から始まった海自護衛艦との共同演習に参加している。防衛省によると、乗員に自衛隊員が含まれるとの情報はない。事故原因について米側は、輸送機にエンジン不調の疑いがあると同省へ説明したという。
第7艦隊によると、事故機は米軍岩国基地(山口県)から人員や物資をレーガンまで運んでいた。通常の輸送飛行をしていたとしている。
小野寺五典防衛相は22日、記者団に「航空機事故がたびたび発生しているので、安全な運行をしっかり米側へ求めていきたい」と語った。(2017/11/22-20:31) 関連ニュース

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