23日、秋田県由利本荘市で北朝鮮から来たとみられる男性8人とともに見つかった木造船が、流れ着いた海岸からなくなっているのがわかり、警察は流されたか海に沈んだ可能性があると見て26日以降も捜すことにしています。
23日の夜、秋田県由利本荘市で、国籍不明の男性8人が上陸しているのが見つかり、近くの海岸の係留施設にある波消しブロックに、全長20メートルほどの木造船が流れ着いているのが発見されました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171125/k10011235511000.html
関係者によりますと、8人は「1か月半ほど前に北朝鮮の港を出港しイカ釣り漁をしていたが船が故障しおよそ1か月間漂流していた」と話し、北朝鮮に帰ることを希望しているということです。
警察は8人を保護するとともに、天候の回復を待って、乗ってきたとみられる木造船を詳しく調べることにしていましたが、25日朝になって船がなくなっていることがわかりました。
係留施設の従業員によりますと、船は24日の日没までは流れ着いた海岸にありましたが、25日朝8時に見た時にはなくなっていたということです。
現場付近は24日、雪が降り続いていましたが、25日は雨が降ったりやんだりの天気で波は高くなっています。
警察は、木造船が、流されたか、積もった雪の重みで沈んだ可能性があると見て26日以降も捜すことにしています。
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