任期満了に伴う千葉県市川市長選は26日、投開票が行われ、無所属新人5人がいずれも法定得票数である有効投票総数の4分の1(25%)に達せず、公職選挙法に基づく再選挙が決まった。総務省によると、この規定での首長選の再選挙は今年1月の鹿児島県西之表市、平成15年の札幌市などの例があるが、珍しい。
立候補したのは元衆院議員の村越祐民氏(43)=民進、共産、自由、社民推薦、元市議の高橋亮平氏(41)、元県議の小泉文人氏(44)、元県議の坂下茂樹氏(43)=自民推薦、元衆院議員の田中甲氏(60)の5人(届け出順)。当日有権者数は39万3815人で、投票率は30・76%。
公選法は市長選の再選挙について、選挙結果に関する2週間の異議申し出期間の経過後、50日以内に行うと定めている。今回の5人以外も立候補できる。
投票は市内78カ所で行われ、投票箱が国府台市民体育館に運び込まれた。午後9時15分、一斉に開票作業が始まった。10時から30分ごとに中間発表が行われ、接戦に支援者たちは一喜一憂して見守った。
選挙戦は現市政への評価や保育所の待機児童、交通渋滞、教育環境、行財政改革などを争点に舌戦を繰り広げた。
http://www.sankei.com/politics/news/171127/plt1711270008-n1.html
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