秋田県由利本荘市の海岸に木造船が漂着し、県警に保護された男性8人は、約1カ月前に北朝鮮の港を出航したとみられることが24日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、8人はいずれも成人。事情聴取に対し「イカ漁で約1カ月前に出発した。数週間で戻る予定だったが、エンジンが故障し漂流した」と説明している。出航時から8人で、死者や行方不明者はいないという。船は長さ約20メートルで、船尾部分が破損していた。
県警は8人から個別に聴取。内容に矛盾はなく、亡命や脱北者ではないとみている。仙台入国管理局も職員を派遣して情報を集めており、同局関係者は「北朝鮮側との交渉や関係省庁間の協議で帰国の方針が決まれば、必要な手続きを進める」としている。〔共同〕
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23885060U7A121C1000000/
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