米軍輸送機 沖ノ鳥島沖の海上に墜落か ３人行方不明

東京の沖ノ鳥島の沖合で、１１人が乗ったアメリカ海軍の輸送機が墜落した事故で、アメリカ海軍は、これまでに８人を救助する一方、依然３人の行方がわかっていないと発表し、軍と自衛隊が捜索活動を続けています。

この事故は、２２日午後２時４５分ごろ東京の沖ノ鳥島の沖合で、アメリカ海軍の第７艦隊に所属するＣ２輸送機が墜落したものです。

第７艦隊によりますと、輸送機は、１１人が乗っており、墜落からおよそ４０分後の午後３時２３分ごろ８人が救助され、軍の医療施設に搬送されましたが、いずれも体調は良好だということです。一方、３人の行方は依然わかっていないとして、アメリカ海軍と海上自衛隊が艦艇と航空機を派遣して、捜索活動を続けています。

輸送機は、フィリピン海で海上自衛隊と訓練を行っていたアメリカ軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」に所属する艦載機で、山口県のアメリカ軍岩国基地から、人員と物資を乗せて空母に向かって飛行している最中だったということです。第７艦隊は墜落の原因について、今後調査するとしています。

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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171122/k10011232271000.html