2017年10月4日水曜日

埼玉から「希望」1次公認に14人 民進系9人、枝野氏らには“刺客”

 新党「希望の党」(代表・小池百合子東京都知事)は3日、衆院選の第1次公認候補者を発表し、県内は15選挙区のうち計14選挙区で候補者を擁立する。民進党から9人の立候補予定者が合流する一方、新党「立憲民主党」から出馬する枝野幸男氏(5区)、山川百合子氏(3区)には、希望の党から“刺客”が送り込まれ、明暗が分かれた。公示まで1週間を切り、選挙戦は県内でもおおむね「自民・公明」「希望・維新」「立憲民主・共産・社民」の3極が争う構図となった。 (黄金崎元、川上響、大楽和範)

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 「ポスターなどストップをかけていたが、ようやくいろいろな準備ができる。選挙に向けて戦うことができる」。ほっとした表情をみせるのは、12区での希望の党の公認が決まった森田俊和氏だ。

 2区の菅克己氏は「(希望の党の公認が得られなかった)仲間のことを思うと、無条件では喜べないが、せっかく得られたチャンスなので頑張っていきたい」と話した。

 同党の公認を得られたものの、当初予定していた13区ではなく、11区に“国替え”になった三角創太氏のようなケースも。希望の党の公認を得られた別の候補予定者は「新人なのに落下傘みたいで大変だ」と驚いてみせた。13区には、河村たかし名古屋市長の元秘書、北角嘉幸氏が同党の独自候補として擁立される。

 同党が3日に発表した県内の第1次公認候補者14人のうち民進党の立候補予定者だったのは11人。このうち14区の鈴木義弘氏と9区の杉村慎治氏の2人は事前に民進党から離れていた。

 民進党の大島敦幹事長は6区から無所属で出馬。民進党県連代表の大野元裕参院議員は「(希望の党の公認候補に)選ばれなかった人がいたのは残念だが、多くの人が決まり、県連としては(希望の)候補者全員が当選するよう支援したい」と語った。

 一方、希望の党に合流せず、リベラル派の受け皿となる立憲民主党から出馬する枝野、山川の両氏に対しては、希望の党から対抗候補が擁立された。いずれも同党の独自候補、高木秀文氏(5区)と三輪麻美氏(3区)だ。枝野氏は3日朝、この動きを牽(けん)制(せい)するかのように「自公政権の延命に手を貸すような政治行動は取らない。国民の声に応える」とさいたま市内の街頭演説で訴えた。同日午後には、山川氏が越谷市内で記者会見し、「国民の自由と民主主義を守る私の信念を貫けるのか、強い疑問を抱いた」と力説した。

 枝野氏には援軍も現れた。共産党県委員会の荻原初男委員長は同日、県庁内で「(5区は同党の)候補者を取り下げる」と述べ、野党共闘で臨む姿勢を示した。3区については「これから協議する」という。

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http://www.sankei.com/region/news/171004/rgn1710040056-n1.html

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