20日
17時57分

5分56秒
佐川氏 27日に証人喚問、文書改ざん問題 解明は
森友学園をめぐる文書改ざん問題。焦点の1つ、佐川前国税庁長官の証人喚問が20日、正式に決定しました。
「証言を聴取したいと存じますが、ご異議ございませんか」(参院・予算委員会 20日午後)
佐川氏の証人喚問が行われるのは来週27日。どんな事実が明らかになるのでしょうか。一方、国会では、野党議員がまた“新たなメモ”の存在を明らかにしました。
「独自に籠池さんが書いたメモを入手しました」(共産党 辰巳孝太郎参院議員)
これが共産党が入手した籠池前理事長のメモ。国有地の貸付交渉の経過が記されています。これまで財務省は、事前の価格交渉はしていない主張していましたが・・・。
「“指にて賃借料年間3400万円を暗黙の提示”と書いてある。近畿財務局、金額提示しているじゃないですか」(共産党 辰巳孝太郎参院議員)
「“籠池理事長がそういうふうに思われた”とおっしゃっているようにしか聞こえないのですが」(財務省 太田充理財局長)
共産党の辰巳議員は、国有地の貸付料を事前に提示していたことが疑われると指摘しましたが、財務省側は取り合いません。
「麻生大臣、金額を提示していたという疑惑が出てまいりました」(共産党 辰巳孝太郎参院議員)
「少なくとも、この種の交渉で事前に価格というものを提示するのは、通常考えられないので、先ほど申し上げた答弁の通り」(麻生太郎財務相)
こうした疑惑も解明されるのでしょうか。20日午後、自民党と公明党の幹部が会談し、野党側が求める佐川氏の証人喚問を実施することを決めました。野党は佐川氏の他にも、安倍昭恵夫人などの証人喚問も求めていますが、与党側はこれらの要求については拒否する方針です。
「具体的に何か所、どこをどう修正して反映されたのか。具体的にファクト(事実)を答えてください」(希望の党 柚木道義衆院議員)
一方、国会内で始まったヒアリングでは、文部科学省の担当者が野党議員からの厳しい追及を受けました。前川喜平前次官が名古屋市の公立中学校で行った授業について、文科省が教育委員会に録音の提出などを求めた問題。「国による教育現場への介入ではないか」と波紋を広げる中、20日、2人の自民党議員の関与が明らかになったのです。
「赤池議員、池田議員から問い合わせがあったことは事実」(林芳正文科相)
記者会見を行った林文部科学大臣から名前があがったのは、自民党の赤池誠章参議院議員と、愛知県が地元の池田佳隆衆議院議員。自民党の文部科学部会に所属する2人の議員は、授業の翌日、新聞報道で知ると、赤池議員がその日のうちに文科省の官房長にメールで確認を求めました。その後、池田議員が文科省に新聞記事を提供。文科省は市の教育委員会に対し、前川氏が天下りあっせん問題で引責辞任したことにも言及しながら、15項目に及ぶ質問を送りましたが、この中身にも・・・。
「質問内容について名古屋市教育委員会に送付する直前に、池田(議員の)事務所に情報提供しております。池田議員から2点コメントがありまして、そのコメントも参考にして、質問内容を一部修正しております」(林芳正文科相)
文科省は事前に質問内容を見せたことについて、「丁寧に対応した」としていて、具体的な修正内容については確認中だとしています。
20日行われた自民党の文部科学部会には、2人のうち、赤池議員のみが出席。参加議員からは「非常に残念な事態」などと批判の声が上がりました。自民党の大臣経験者は・・・。
「党としても何らかの処分をした方が良い。けじめをつけないと、後で尾を引く気がする」(自民党・大臣経験者)
赤池議員は20日、文科省に問い合わせを行ったことを認め、このように話しました。
「(天下りあっせん問題で)国家公務員法違反の方が、なぜ、また義務教育の、それも公立の中学校において、お話をしたということに関して、これはどういうことなのか、事実確認のお願いをした」(自民党・文部科学部会長 赤池誠章参院議員)
こうした問い合わせが文科省への圧力となり、判断にも影響を与えたとする批判に対しては・・・。
「それ(問い合わせ)を持って文科省が、圧力とか、そういうことを感じるということだったら、今回の問題に限らず、全てそういう話になってしまう。我々国会議員が仕事ができなくなってしまう」(自民党・文部科学部会長 赤池誠章参院議員)
池田議員は問題発覚後、地元でのイベントを欠席するなど、公の場に姿を現わしていません。
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