20日午前9時半ごろ、大阪府寝屋川市高柳の交番を近くのパートの女(53)が訪れ、「20年以上前に4人の子供を出産し、バケツに入れて遺棄した」と届け出た。大阪府警の捜査員が集合住宅の3階にある女の自宅を調べ、コンクリートが流し込まれたバケツ4つを発見した。大学病院の画像診断装置を使い、バケツを解析したところ、いずれも中に人骨があるのを確認。府警は死体遺棄容疑で、女の逮捕状を請求した。
府警は寝屋川署に捜査本部を設置し、バケツに遺棄された経緯を詳しく調べる。
女の供述によると、4人はいずれも平成4~9年の間に、現在の自宅とは別の場所で出産した。「金銭的に余裕がなく、育てられないと思った」と話している。出産時に死亡していたかどうかは不明という。
また「こんなことをしてずっと悩んでいた。相談できる人がいなかった」とも説明。女は現在、息子と2人暮らしで「1人で死のうとも考えたが、育ててきた息子もおり、私1人で死ぬことはできない」と届け出た理由についても話しているという。
バケツはポリ袋に包まれ、いずれも部屋の押し入れから見つかった。
現場は京阪本線寝屋川市駅から西約2キロの住宅街。
http://www.sankei.com/affairs/news/171121/afr1711210001-n1.html
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