2017年11月1日水曜日

与党は首相に312票…1人足りず“ミス”? 前原誠司、鷲尾英一郎両氏に各1票

 第98代首相に安倍晋三首相(自民党総裁)を選出した1日の衆院本会議での首相指名選挙で、安倍首相の得票は312票だった。自民、公明両党は計313議席あるが、自分の署名を行わなかった無効票が1票あったことから、与党側で1人、ミスがあった可能性がある。

 立憲民主党の枝野幸男代表は60票だった。同党議員のほか、社民党や自由党も投票すると予告していた。希望の党が首相指名候補とした同党の渡辺周元防衛副大臣は会派の人数と同じ51票だった。

 所属衆院議員がいない民進党の大塚耕平代表(参院議員)は16票で、岡田克也元副総理ら「無所属の会」の議員らが投票したとみられる。共産党の志位和夫委員長は12票、日本維新の会の片山虎之助共同代表(参院議員)は11票で、各党の議員がそれぞれ投票したもようだ。このほか民進党の前原誠司前代表、民進党に離党届を出した無所属の鷲尾英一郎氏にそれぞれ1票入った。

 参院本会議での首相指名選挙では、安倍首相が151票を得た。大塚氏は48票、志位氏は14票、片山氏は11票、枝野氏は9票、渡辺氏は3票だった。参院会派「国民の声」を結成した藤末健三参院議員に2票入った。白票が1票あったほか、投票を行わなかった議員が3人いた。

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http://www.sankei.com/politics/news/171101/plt1711010026-n1.html

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