
20日午前9時半ごろ、大阪府寝屋川市内の交番に50代の女が訪れ、「子どもを4人くらい産み落とした。バケツにコンクリートで埋めて家に置いている」と申告した。寝屋川署員が同市内の女の自宅マンションを調べたところ、押し入れの段ボール箱から、コンクリートが詰められたバケツ一つが見つかった。押し入れには、段ボール箱がほかに3個置かれていた。
府警によると、女は「20年以上前に4人を産んだ。生まれてすぐに死んだ」という趣旨の説明をしているといい、さらに詳しい経緯を聴く。見つかったバケツはポリ袋で何重かに包まれていたという。府警は女の自宅を捜索。バケツや段ボール箱の中身を詳しく調べて遺体の有無を確認する。
現場は、京阪寝屋川市駅の西約2キロにある静かな住宅街。捜査関係者によると、女は息子と2人暮らしで、数年前に現場のマンション3階の部屋に入居したという。
マンションの所有者の家族は「家賃は遅れがちだったが、毎月手渡しでもらっていて、その時に『こんにちは』『おはようございます』とあいさつする程度で、トラブルは特に聞いていない」と話した。近くの畳店で働く50代の男性は「昼の休憩から戻ってきたら規制線が張られ、マンションにブルーシートがかけられていた。こんなことが起きるなんて……」と戸惑った様子で話した。
http://www.asahi.com/articles/ASKCN63VHKCNPTIL01P.html
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