2018年3月16日金曜日

新名神建設現場また事故、作業員が川に転落死亡

 15日午後4時15分頃、大阪府枚方市楠葉の淀川沿いにある新名神高速道路の建設現場で、男性作業員が仮設の橋から川に転落して死亡した。

 新名神の建設を巡っては、各地で事故が相次いでおり、事業を進める西日本高速道路会社の村尾光弘・関西支社長は15日夜、同府茨木市の同支社で記者会見を開いて謝罪。新名神の橋梁きょうりょう工事16件を中断し、安全確認を進めるとした。

 府警枚方署の発表などでは、死亡したのは、高知市の山下大介さん(32)。山下さんは岸から15メートル離れた橋の先端部で、鉄骨(長さ24メートル)の上に立っていたが、突然、鉄骨が脱落し、5メートル下の川に転落した。救急隊員らに引き揚げられたが、搬送先の病院で死亡が確認された。

 鉄骨は橋の先端から川の上へ張り出すように設置され、約20人の作業員らがその鉄骨に沿ってくいを打ち込む作業をしていたという。同署は、杭と鉄骨の固定方法に問題があった可能性もあるとみて調べる。

 新名神の建設では、神戸市北区で2016年4月、橋桁が落下して10人が死傷する事故が起きた。これ以降も、兵庫県猪名川町で同年10月に作業員が転落して死亡するなど兵庫、大阪、京都の3府県で5件の事故が起き、3人が死亡した。

 会見で、村尾・支社長は「再三にわたり、ご迷惑をおかけし、おわびします。亡くなられた男性の冥福めいふくを祈るとともに、再発防止を徹底したい」と述べた。

 西日本高速によると、今回の事故現場は、23年度に開通予定の区間。開通時期への影響は不明という。18日の神戸―川西間の開通は予定通り行われる。

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http://www.yomiuri.co.jp/national/20180315-OYT1T50107.html

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