2017年12月1日金曜日

「総選挙でご困惑、ご心配かけた」小池知事、謝罪し都政専念強調 所信表明

 東京都議会定例会が1日開会し、小池百合子知事は所信表明の冒頭で、希望の党を立ち上げて臨んだ衆院選を念頭に、「総選挙に当たり、私自身の行動で多くの皆様にご困惑、ご心配をおかけした」と謝罪した。その上で、「自らを厳しく省み、改めて都民ファーストの姿勢で都政に専念したい」と理解を求めた。

 また小池氏は、築地市場(中央区)の移転先である豊洲市場(江東区)の整備について、「活気あふれる日本の中核市場へと育て上げ、新たな豊洲ブランドを確立したい」と意欲を示した。にぎわいの創出に関しても「(観光拠点の)『千客万来施設』整備をはじめ、地元区や関係者と知恵を出し合い積極的に取り組む」と推進を強調。整備に難色を示している施設の事業者や、江東区への配慮もにじませた。

 一方で、移転の前提となっている豊洲市場の追加の土壌汚染対策工事で、入札不調が相次いでいることには触れなかった。

 定例会は15日まで。6日に代表質問、8日に一般質問が行われる。都は、中高生らが自分の裸を撮影し、他人にメールなどで送信した画像が悪用される「自画撮り」被害の防止に向け、18歳未満の子供に画像を送るよう求める行為を禁止し、罰金を科す都青少年健全育成条例改正案など計70件の議案を提出した。

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http://www.sankei.com/politics/news/171201/plt1712010034-n1.html

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