東京や大阪などのクリニックで起きた臍帯(さいたい)血の無届け投与事件で、違法投与された患者が約20都道府県にいることが28日、愛媛や高知、京都など4府県警の合同捜査本部への取材で分かった。日本人だけでなく、中国人など外国人への違法投与も確認されているという。
同事件では、他人の臍帯血を使用した再生医療を無届けで行ったとして、再生医療安全性確保法違反の疑いで、茨城県つくば市の臍帯血販売業者の代表取締役篠崎庸雄容疑者(52)や、実際に無届けで投与したとして、「表参道首藤クリニック」院長の医師首藤紳介容疑者(40)ら6人が逮捕された。
捜査本部によると、無届けで違法投与された患者は少なくとも約20都道府県で確認された。うち約3割は外国人で、中国人が多いという。捜査本部は広域的な違法投与事件の全容解明を目指す。(2017/08/28-05:01) 関連ニュース![]()
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