2018年8月2日木曜日

東京医科大、女子受験生減点し合格者数抑制

女子合格者を3割前後になるように調整か

文科省を巡る汚職事件で、前理事長が起訴された東京医科大学が、入学試験で女子受験生の点数を減点し、合格者数を抑えていたことがわかった。

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複数の関係者によると、東京医科大学は遅くとも2010年頃からマークシート方式の一次試験で、女子受験生の点数を減点し、女子の合格者の割合を3割前後になるように調整していたという。

大学の元幹部は取材に対し、「女性医師は出産などで、仕事をやめるケースが多く、3割を超えるとまずいという意識があった」と説明し、「コンピューターでシミュレーションを行い、得点に0.9や0.8などの係数をかけて、減点していた」と話している。

一方、東京医科大学は「把握していない」としている。

東京医科大学を巡っては、文科省の元局長の息子を「裏口入学」させたとして前理事長の臼井正彦被告ら2人が在宅起訴されていて、内部調査委員会は来週をめどに報告書をまとめる方針。

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