2018年7月1日日曜日

【台風7号】2日未明から明け方にかけ、久米島と沖縄本島地方に最接近

台風7号接近の影響で海岸には高波が打ち寄せた=1日午後4時15分ごろ、西原町東崎

 台風7号は1日午後3時現在、那覇市の南約180キロにあり、1時間におよそ20キロの速さで北北西に進んでいる。台風は発達しながら沖縄の南を北上している。暴風域を伴いながら、2日未明から明け方にかけ、久米島と沖縄本島地方に最接近する見込み。

 沖縄本島地方では非常に強い風が吹いており、1日夜遅くから風速25メートル以上の暴風域に入る見込み。本島中南部と久米島では1日夜遅くから2日朝まで、本島北部は1日夜遅くから2日昼前まで、暴風に警戒する必要がある。

 沖縄気象台は同日午後4時33分、沖縄本島地方(沖縄本島中南部、北部、久米島)に暴風警報を発表した。暴風や高波に厳重な警戒を呼び掛けている。
 
 1日午後3時現在、台風7号の中心気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートル。沖縄本島地方は午後3時までに風速15メートル以上の強風域に入った。


台風7号の経路図(1日午後4時現在、気象庁のホームページより)

 1日に予想される最大風速は、沖縄本島地方で25メートル(最大瞬間風速35メートル)、先島諸島で20メートル(同30メートル)、大東島地方で17メートル(同)。

 沿岸の海域ではうねりを伴い、沖縄本島地方と宮古島地方では大しけとなっている。1日に予想される波の高さは沖縄本島地方で8メートル、宮古島地方で6メートル、大東島地方で5メートル。

 台風の中心は、2日午前3時には久米島付近に達する見込み。中心の気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルの予想。予報円の中心から150キロ以内は暴風域に入る恐れがある。

 沖縄本島地方では、1日夜から2日朝にかけて非常に激しい雨の降る恐れがある。多い所で1時間に70ミリとなる見込みで、2日午後6時までの24時間に予想される雨量は、沖縄本島地方の多い所で250ミリ。沖縄気象台が、土砂災害や河川の増水などに警戒を呼び掛けている。【琉球新報電子版】


Let's block ads! (Why?)

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-750394.html

0 件のコメント:

コメントを投稿