「待っていた」。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設計画を巡り、翁長雄志(おながたけし)知事が辺野古沿岸部の埋め立て承認撤回を表明した27日午前、移設工事が加速する現場近くで抗議を続ける反対派からは安堵(あんど)と期待の声が上がった。一方、普天間飛行場を抱える宜野湾市では、撤回の効力を冷ややかに見る市民もいた。【比嘉洋、山下俊輔】
強烈な日差しが照りつける辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前。翁長知事の撤回表明が伝わると、集…
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