「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎、熊本両県)の世界文化遺産への登録決定から一夜明けた1日、長崎は前日の雨模様から一転してよく晴れ、真夏日となった。構成資産の教会には多くの観光客が訪れ、「当時のことを思うと涙が出てくる」と歴史に思いをはせた。一方で地元からは「静かな気持ちで見守ってほしい」との願いも聞かれた。
■外海の出津集落
遠藤周作の小説「沈黙」の舞台となった長崎市の外海地区。…
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